『 THE MOOD 』

#下着再考

新年を迎える時、そのタイミングに取捨選択する人は多いはず。
日ごろ見て見ぬフリをしてきた、食器棚、クローゼット、机の引き出し...
ランジェリーもその一つ。
ヨレヨレになったランジェリーとはサヨナラして、コレクションを整えるタイミング。
肌に直接纏うものだから、それを見る人は数少ない下着という存在。
けれど、何をつけるか次第で自分自身のムードがこっそりでも確実に変わるはずだから、新年を新しい下着で気持ち新たに迎えるのが私のルーティンです。
青柳文子ちゃんと、新年ランジェリーを探しに「ランジェリークNEWoMan新宿店」へ。
私が選んだ「新年ランジェリー」はこの3つ。

Direction / Writing / Photo
@makikakimoto

VOL.22「 新年ランジェリー 」

SELECTION 1
【 TERRACE 】
NON WIRE BRA #LITA827 Mid night grey
TANGA #LITH527 Mid night grey



「総レースのランジェリーが好きですが、かぶりタイプが多く、着ているうちに伸びてしまったりヨレッとしてしまったり。これはきちんと後ろにホックがあるので、美しいシルエットをキープすることができるはず。繊細、大人の甘さ、上品、ときめく、レースはランジェリークの強み。他にはないこのレース感は1度体感してもらいたい」

SELECTION 2
【 MILO 】
NON PATTED BRA #LITA224 Champagne
HIP HUNG #LITF324 Champagne



「ほぼ買ったことのない白ですが、ゴールドの繊細なレースとのコンビなら気恥ずかしくなく着ることができそう。それに、ゴールドと白って、新年感ありません?!(笑)白は汚れやすさやピュアなイメージなどによって、少し緊張感があるイメージ。だからこそ背筋を伸ばして気持ち新たに過ごしたい新年に最適な気がします。ワイヤーなしは不安という人が多いと思うので、このデザインならワイヤーの安定感とレースの華奢さをどちらも楽しめるはず」

SELECTION 3
【 MUSETTE 】
WIRE BRA #LIKA270 Beige
【RYTHME 】
STANDARD #LISH120 Beige



「おすすめした友人が何人購入したか分からないこのベーシックシリーズ。着心地、シルエットともに完璧なんです。透けたくない服の時は特にベージュが必須となりますが、少しおばさん感出がちなイメージのベージュもランジェリークの手にかかれば、別物に。絶妙なカラーと素材感によって、ヘルシーな女らしさ。ブラはシルク素材、ショーツはオーガニックコットンを選びました」

柿本真希 | Maki Kakimoto
エディター・ライター・ディレクター
編集、ライター。衣食住子と幅広く編集・原稿・連載・インタビューを担当。
2年間のアシスタント期を経て2001年独立。2012年からニュージーランドにて母子留学を2年半。
2014年秋に帰国後、編集・ライターに加え、ディレクション・キャスティングなど多岐にわたって活動中。